不良な彼と恋の契約
大切で



大好きな君を、傷つけられた。


大丈夫ーー、と君がそう言えば安心する訳でもない。

男二人で居ても、彼女一人も守れないなんて
不甲斐ない。

「宇治虫、テメー!?
こないだの復讐かよ!
女々しいんだよ」


俺は、宇治虫に掴みかかった。






「ちがっ、俺ーー好きになった。
ヒカリちゃんが好きにーーーー「何その展開っ」


俺は、目を丸くした。

だって今にも、復讐しそうだったのに。

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