不良な彼と恋の契約

離れても、同じ空を見つめてる。

「ごめんなさいっ。

輝くんーー私は、不器用でもヤキモチ妬きでも言葉足らずでもいい。

やっぱり、仁くんがいいっ。

ごめんなさいっ!」



一度、、ギュ、と握った手はーー
離れてく。


「だよな、仁がいいよな。
有名な暴走族でも、仁には形無しか。
肩書きじゃない。
想は、そう言う子。
だから、好きになった。

だけどーー仁が、想しか愛せないならそれでいい」



どうして、私なんかーーーー。



「想が大好きだった。


俺、あの家出てく。
バイバイ想」



ーーーー!!



それは、輝くんの衝撃発言だった。





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