不良な彼と恋の契約
「私は、、白牙のお姫様なんかじゃない。
だから、帰してください!」


私は、みんなとは関係ない。
みんなが、傷つくのは嫌。
底知れない辛さが、待ち受けて居てもーーーー



「別にさあ、白牙とか関係ないわけ。
可愛い、キスしたい、抱きたい三拍子揃ってるわけ。


なあ、俺のにならない?


想ちゃんっ!」




ドサッーーーーーーーー


私は冷たい床に、押し倒されていた。


いやっ。




「あ、ごめんごめん配慮なかったよね。
部屋行こうか?
先ずは二人っきりで、親睦深めような!」


周りは笑ってるだけ。

ニタリニタリ、と嫌な笑顔貼り付けて。

急に体が宙に浮いて私は、お姫様抱っこされていた。



「離してください!!!「じっとしてろよ。
乱暴に抱かれてーのかよ!」


ビクッ。


私を抱っこしてる彼の口調が、変わった。

私は、唇を引き結ぶ。


怖いーーーー。


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