不良な彼と恋の契約
もうすぐ、バタバタな一日が終わる。
突然の眠気に襲われ、目を擦る私、、
「眠いの?
寝るか、そろそろ。
明日も学校だしな」

「うん、じゃあ寝る準備するか」
本当に、眠い。
みんなが、立ち上がる中、私だけは動けないでいた。

少しだけーー。
少しだけーー。
少しだけのつもりで、、ソファで横になる。

「想ーー?」

誰かの声がした。
だけど、目を開け確かめる力は、私にはない。

「「「…………」」」

人の気配は、感じるけど開かない目。

「どうする?」

「そりゃ、運ぶしかないよな」

相沢くん、斗真さんの声がする。
だけどそれだけに過ぎない。
「俺が、抱くよ。
想の彼氏は俺だしな」

フワリと体が浮いて、知ってる声が落とされた。

「想、、おやすみ」

それが、私の覚えてること。
私のバタバタな一日が、終わる。


*想side*



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