不良な彼と恋の契約
「だからって押し倒す必要ある?」
相沢くん、なんだか表情がーーー。

「違うの、佐伯くんは、助けようとしてくれてよろけただけで、何もないよ」

そうーー何もない。
なんかある寸前に、二人が来たから、、
でも、二人が来なかったら?
私は、佐伯くんとーー。

キスしてた?

あれは、、キスだよね。

近づく君の吐息を思い出し、自然と赤くなる頰。

それに気づいた様に見てる三人。
私は何も気づかない。

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