不良な彼と恋の契約

ダンスに嫉妬は、隣り合わせ。

「はあ、食った食った。
なかなかだったわ!」

悔しいけど、斗真の作った弁当は最高の味だった。

本当、悔しいけど。

腹がいっぱいになると、眠たくなる。
それは、自然の原理だ。

「5限目ってなんだっけ?」

スマホの時間を確認しながら、仁が聞いた。
分からない。
俺に聞かれても。
「次、体育だよ」
今井は、ジュース片手に答えた。

.はい、やる気失せました。

昼休みの後に、体育とかやばいだろう。

断然、サボろう。

「いいの?
オクラホマミキサーだけどっ」
今井は、ニヤニヤしながら話してる。



オクラホマミキサー?
つまり、、
「「よし、行こう!」」

断然、やる気出てきた!!!

想ちゃんと、手を繋げる絶好のチャンス!!

「類、よだれ出てる」

気づいたら、垂れるよだれ。
俺は変態か。
今井、引いてるよ。

想ちゃんはーー

「美味しかった!
ご馳走さまでした!」

聞いてないし。

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