不良な彼と恋の契約
ーーーーーー学校からの帰り道。

少しフラつく体の想。

心配そうな瞳に気づいた想が、ニコリ、と笑った。

「想、、無理すんな」


俺は、想を抱っこした。

「えっ、佐伯くん、離して恥ずかしいよっ」

君からの抗議が、聞こえてーー見たら赤い顔。

なんで、そんな顔。

マジ、照れるんだけど。

「想を抱くのは、俺だけだからな。
他の奴には、抱かせないから」

爆弾発言かも知れないーー。
そう思ったけど、、周りには誰もいない。

想と二人だけの空間。



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