旦那様からのI LOVE YOU「 雪菜偏」


「ばい、ゴオジュ、ウグッなんがー用がーぁ? ウグッ」

"""ど、ど、どどしたぁ》》》》
なんかあったか?
ユイ!! ユイ!!。ユイ!!」

「ウグッ、ゴゴジユローあいだーい。ゴゴジユロー浮気ずんなー」

「ししてねーよ。」

 横から大夢が

「さっき、なんてったっけな 
 女の子 ウグッグワツ。」
慌てて大夢の 口 を塞ぐ。


「黙れ!!!」

ギロりと睨まれ大夢はひるんでしまった。

 口を、押さえられウンウンと頷く。
「ゴゴジユロー、好きだからズキ
だがらぁ」

「へ、今更?」

今度はニヤニヤしながら、大夢の頭を グルングルン撫で回す。

「もしもし雪菜です。すみません
 私の元カレの話したら泣いて
しまって、はい。部屋にいますよ。

大丈夫です

え‼
明日、迎えにきます?
良いですよ。夕方? 分かり
ました。」

光寿郎が電話を切ると、なぜか頭
ぐしゃぐしゃの疲れまくった大夢
がいた。

「ユイ、愛されてんね!! 羨ましい。
明日迎えに来るってよ。今日は
我慢して 寝よう。」

「ヤダァ、ユッキーの話聞いたら
私まで、寂しくてゴメン、もう
大丈夫!!明日は食べ歩き宜しく。」

「ウンウン、私もあまり知らない
から頼りないけどね。」


朝目が覚めると、結菜は散歩に行っ
たみたいで、ベッドには雪菜
一人だった。

結菜が帰る前にコーヒーを沸かす
芳しい香りが部屋中に広がる。

ゆで玉子をフォークでつぶす。
こんがり焼いたパンに、マヨネーズの中にわさびを香りがたつ
くらいに混ぜパンに塗るレタスと
玉子とハムを挟みカットする。

もう一つは、キューリを薄く切り、つぶした玉子と一緒に、挟む、

あとはコーンスープを用意する。

出来上がった項、結菜が沢山の
チューリップを抱え帰って来た。
🌷︎🌷︎

まだ蕾が固く緑色で何色か判らない花もある。

「ふふふプレゼントだよ。」

「えええ、マジ!!ありがとう。」

「うん。」
結菜はそれから何も言わない。

二人で朝食を食べ観光した。
グラバー邸を見学して、出島にも行った。
5ヶ月もいるのに何処にも行って
なかった・・・
旅行会社のユイの方が詳しくて笑った。


中華街で食べ歩きしてたらアッとゆうまに時間は過ぎて、光寿郎さんが迎えに来る時間だった。



すると雪菜の携帯が震えた。

雪菜のケーキ屋さんとは別の
働き口の、カフェからだった。

「雪ちゃん、わるいけどお店
これない?
 人が足りなくて‥」

向こうから光寿郎さんともう一人
男性が歩いて来たのが見えた。
光寿郎さんと凄く仲好しに見える。

「ゴメン、ユイお店大変だって、
悪いんだけ ど、」

雪菜は目の位置でおがむように
手を合わせる。
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