まだまだ。
あれから朋の姿を見かけなくなった。
お互い後数ヶ月で、四年生になることもあり
教職を取るのに忙しいから仕方ない。と自分に言い聞かせ
心配しながらも、自分の事にぼっとうしていた。
そんな時
「朋君が倒れたって。」
「スゴく落ち込んでるらしいよ!」
「今がチャンスじゃない?」と話す女子達の会話を聞いた。
倒れた??
たぶん、唯ちゃん関連で落ち込んでるはずだ。
二人の事が気になり
久しぶりに朋に連絡を入れてみると
昼間から酔っぱらった朋がでた。
トントン。
アパートに一人で住んでいる朋。
開いたドアから出した顔は
ボサボサの頭に普段着、爽やかとはほど遠い
ヨレヨレの姿だった。
「コンビニ弁当を買ってきたんだけど
上がっていい?」
袋を目線に持ち上げて振ると
すんなりあげてくれた。
「お邪魔します。」
もう少し汚いかと思っていたが、それ程汚れてなかった。
ローテーブルに、弁当とペットボトルのお茶を出すと
「誰に聞いた?」と
「女子達が『朋君が倒れた。』と噂していた。
男が苦手な唯ちゃんが、ここに来るとは思えないから
弁当を買ってきた。」
笑って話したが
「たとえ男が苦手じゃなくても、ここには来ないよ。
…………………別れたんだ。」
何となくそんな予感はしていたけど………
「……………えっ………………あぁ、そうなんだ…………」
お互い後数ヶ月で、四年生になることもあり
教職を取るのに忙しいから仕方ない。と自分に言い聞かせ
心配しながらも、自分の事にぼっとうしていた。
そんな時
「朋君が倒れたって。」
「スゴく落ち込んでるらしいよ!」
「今がチャンスじゃない?」と話す女子達の会話を聞いた。
倒れた??
たぶん、唯ちゃん関連で落ち込んでるはずだ。
二人の事が気になり
久しぶりに朋に連絡を入れてみると
昼間から酔っぱらった朋がでた。
トントン。
アパートに一人で住んでいる朋。
開いたドアから出した顔は
ボサボサの頭に普段着、爽やかとはほど遠い
ヨレヨレの姿だった。
「コンビニ弁当を買ってきたんだけど
上がっていい?」
袋を目線に持ち上げて振ると
すんなりあげてくれた。
「お邪魔します。」
もう少し汚いかと思っていたが、それ程汚れてなかった。
ローテーブルに、弁当とペットボトルのお茶を出すと
「誰に聞いた?」と
「女子達が『朋君が倒れた。』と噂していた。
男が苦手な唯ちゃんが、ここに来るとは思えないから
弁当を買ってきた。」
笑って話したが
「たとえ男が苦手じゃなくても、ここには来ないよ。
…………………別れたんだ。」
何となくそんな予感はしていたけど………
「……………えっ………………あぁ、そうなんだ…………」