金木犀の匂いがする頃
キンモクセイの花
ある晴れた日の午後。
君の好きなキンモクセイの匂いがする。
君の入院する病院に行って、
いつものように面会室に行く。
「カズくん。」
君は僕をそう呼んだ。
「大丈夫?」
僕の彼女への第一声はいつもこれ。
どんなことがあっても、
君への第一声はこれ。
君の好きなキンモクセイの匂いがする。
君の入院する病院に行って、
いつものように面会室に行く。
「カズくん。」
君は僕をそう呼んだ。
「大丈夫?」
僕の彼女への第一声はいつもこれ。
どんなことがあっても、
君への第一声はこれ。