スノードーム
1章 冬の始まり
初雪
頰にひんやりとした感覚。
空を見上げると、雪が降っていた。
「初雪だ...。」
一人歩く駅への道は、ただ、なんとなく気持ちを沈ませる。
少しずつ白くなっていく街の風景。手を繋いで歩くカップル、雪ではしゃぐ小さな子供。
そういえば、自分も小さい時は雪が降ると、よく家の庭で雪だるまを作ったなぁ。
そんなことを思い出す。
そう考えると、さっきまでの薄暗い気持ちが、少しずつ光に照らされ、明るくなっていく。
しばらく歩き続けると、駅に着くのだが、今日は少し寄り道をしたい気分だった。
僕は元来た道を少しだけ戻って、それから右に曲がった。
空を見上げると、雪が降っていた。
「初雪だ...。」
一人歩く駅への道は、ただ、なんとなく気持ちを沈ませる。
少しずつ白くなっていく街の風景。手を繋いで歩くカップル、雪ではしゃぐ小さな子供。
そういえば、自分も小さい時は雪が降ると、よく家の庭で雪だるまを作ったなぁ。
そんなことを思い出す。
そう考えると、さっきまでの薄暗い気持ちが、少しずつ光に照らされ、明るくなっていく。
しばらく歩き続けると、駅に着くのだが、今日は少し寄り道をしたい気分だった。
僕は元来た道を少しだけ戻って、それから右に曲がった。