姫は王となる。
もう何がなんだかわからず、メイド達にウェディングを着せられた。
そして、城の中でにある大広間へと老婆の案内で向かった。
コツコツ
老婆が少し前を歩き、後ろを歩くメイド達がドレスの裾を持つ。
コツコツ
もう二度と着ることはないと思っていた、ウェディングドレス。
そのウェディングドレスを私は、綺麗に着飾り着ている。
父様と兄様が殺されなければ、実現した私の夢だ。
そうか…これは、夢なのかー…