姫は王となる。




もう何がなんだかわからず、メイド達にウェディングを着せられた。


そして、城の中でにある大広間へと老婆の案内で向かった。



コツコツ

老婆が少し前を歩き、後ろを歩くメイド達がドレスの裾を持つ。


コツコツ



もう二度と着ることはないと思っていた、ウェディングドレス。
そのウェディングドレスを私は、綺麗に着飾り着ている。



父様と兄様が殺されなければ、実現した私の夢だ。




そうか…これは、夢なのかー…








< 238 / 247 >

この作品をシェア

pagetop