先生が私に恋をした~2~
仕事中はなるべく平常心を装い、かっしーの前では
作り物の鎧を脱ぎ捨てられる
「奏さん、大丈夫?」
「ん?なにが?」
翌日のPMI患者のカルテに目を通してたかっしーが
隣で診情の下書きをしていた私を覗き込んだ
「素直に喜べないから、しんどいかなって」
「大丈夫だよ。かっしーの前では素でいられるからね」
「俺は奏さんのオアシスだ」
「おかげでいつも助けられてるよ」
はぁーと椅子に背中を預けて天井を眺める
「どうしたの?かっしー」
「いやー、日野先生が帰って来たら、もう奏さん独り占め
出来ないなーと思ってさ」
「何いってんの、私達同士でしょ?」
ハハハと笑ってから
同士は永遠だもんね。とどこか儚げに見つめられた
作り物の鎧を脱ぎ捨てられる
「奏さん、大丈夫?」
「ん?なにが?」
翌日のPMI患者のカルテに目を通してたかっしーが
隣で診情の下書きをしていた私を覗き込んだ
「素直に喜べないから、しんどいかなって」
「大丈夫だよ。かっしーの前では素でいられるからね」
「俺は奏さんのオアシスだ」
「おかげでいつも助けられてるよ」
はぁーと椅子に背中を預けて天井を眺める
「どうしたの?かっしー」
「いやー、日野先生が帰って来たら、もう奏さん独り占め
出来ないなーと思ってさ」
「何いってんの、私達同士でしょ?」
ハハハと笑ってから
同士は永遠だもんね。とどこか儚げに見つめられた