先生が私に恋をした~2~
まさか、近藤先生があんなことするなんて、、、
私は帰りの車の中でまた思い出してしまった
足の痛みはなくなったけど、アザになるかは明日の
朝にならないと分からない
家に着くとすぐに電話が鳴る
ー柏木 圭ー
玄関をあける前に電話に出た
「もしもし?」
「あ、奏さん、いまどこ?」
「今、家に着いたとこ」
「奏さん、から揚げ食べたい」
「自分で買いに行きなよー」
「だって当直だから出れない」
「もう、仕方ないなー。持ってってあげるよ」
「やったー」
私は玄関の前で踵を返し、また車に乗った
もう、人をパシりに使うなんて。
しかもから揚げ食べたいって、なんか、子供みたい
コンビニでから揚げを買って病院に行く
でも、誰かに見られたら言い訳に困るなー
時計を見るとまだ19時前。
残業中のスタッフもいるよな、、、堂々とは入れないか
私は仕方なく、裏口へ回り、かっしーに電話をした
「もしもーし?」
「あ、かっしー、堂々と入れないから裏口あけて」
「OK。今行く」
かっしーがくる間も誰かに見つからないかヒヤヒヤ
ガチャン
ドアが静かに開いて、私は靴を脱いでこっそりと
中へ入った
かっしーも私も泥棒みたいな歩き方で階段をつま先だちで
上った
「ふー、成功ー」
「もう、本当、心臓に悪いわ」
「俺がみてあげようかー?」
「絶対やだ」
はい。とコンビニの袋に入ったまま、から揚げを目の前に
差し出した
私は帰りの車の中でまた思い出してしまった
足の痛みはなくなったけど、アザになるかは明日の
朝にならないと分からない
家に着くとすぐに電話が鳴る
ー柏木 圭ー
玄関をあける前に電話に出た
「もしもし?」
「あ、奏さん、いまどこ?」
「今、家に着いたとこ」
「奏さん、から揚げ食べたい」
「自分で買いに行きなよー」
「だって当直だから出れない」
「もう、仕方ないなー。持ってってあげるよ」
「やったー」
私は玄関の前で踵を返し、また車に乗った
もう、人をパシりに使うなんて。
しかもから揚げ食べたいって、なんか、子供みたい
コンビニでから揚げを買って病院に行く
でも、誰かに見られたら言い訳に困るなー
時計を見るとまだ19時前。
残業中のスタッフもいるよな、、、堂々とは入れないか
私は仕方なく、裏口へ回り、かっしーに電話をした
「もしもーし?」
「あ、かっしー、堂々と入れないから裏口あけて」
「OK。今行く」
かっしーがくる間も誰かに見つからないかヒヤヒヤ
ガチャン
ドアが静かに開いて、私は靴を脱いでこっそりと
中へ入った
かっしーも私も泥棒みたいな歩き方で階段をつま先だちで
上った
「ふー、成功ー」
「もう、本当、心臓に悪いわ」
「俺がみてあげようかー?」
「絶対やだ」
はい。とコンビニの袋に入ったまま、から揚げを目の前に
差し出した