先生が私に恋をした~2~
夏は涼しさと楽さ必須なので、ネイビーのシフォンブラウスに白のパンツ、髪は手ぐしで無造作にアップ
安定感抜群のヒール

終わったよーとかっしーにメールをして私は車に乗った
おしゃれして出掛けるのは相手が誰であっても楽しい

仕事中はもちろんピアスは出来ないから、車に乗ってから
着ける
大ぶりのピアスは揺れるとシャラーンと涼しい音色を
奏でた

ーお疲れさん。○○レストランで待ち合わせねー
ーオッケー!ー

携帯をバッグにしまって、シートベルトをしてエンジンを
かける。
蒸し暑くなった車の中は一気に体温をあげた
エアコンはMAXにして窓もあける

外からさらにムッとした暑い風が吹いてきた


レストランに着くと私の車に気付いたかっしーが
駆け寄ってくる

「今日もかわいい」
「なんも出ないよー」
「またすぐそーゆーこと言う」
「なんか、欲しい?」
「奏さん」
「あげない」

なに、この会話。
普通にラブラブな彼氏彼女みたいじゃん
つい、かっしーのペースに乗せられてしまう
あぶないなーもう。


< 23 / 105 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop