先生が私に恋をした~2~
翌日、私はどんな顔をして会えばいいのか
悪い頭をフルに使い、あれこれと模索していたけど
そんなものは必要なかったと、瞬時に打ち砕かれる
「おはよー」
後ろから頭をポンと叩かれ、振り向くと
いつもと変わらぬ近藤先生の姿があった
「おはようございます」
眠そうに目をこすりながら、私とは逆の帰る方角へ
歩いていった
ふ、普通。ものすんごい普通
気が抜けると同時に気まずくならなくて良かったと
どこかホッとしたのも本当で。
にしても、眠そうだった。
夕べの当直は内線が来ないのをいいことに
そして、許可もしてないのに私を気の済むまで何度も
抱いたんだ
小さくなっていく後ろ姿に憎らしさすら覚えた
「奏さーん、おはよう」
「あ、かっしー、おはよう」
私を見つけるなり満面の笑みで寄ってくる
こんなに分かりやすいのに、周りは誰一人として
かっしーの行動の真意を知らない
不思議だ
簡単に気付きそうなのに。
「夜中、大変だったらしいよー」
「ん?、なにが?」
「急患。立て続けに来たらしくて、近藤先生寝てないとか」
「そ、そうなんだ」
昨日、私が帰ったのはちょうど日付が変わった頃
つまり、その直後から忙しくなったってことか
私を抱かなきゃ、充分寝れただろうに、、、
悪い頭をフルに使い、あれこれと模索していたけど
そんなものは必要なかったと、瞬時に打ち砕かれる
「おはよー」
後ろから頭をポンと叩かれ、振り向くと
いつもと変わらぬ近藤先生の姿があった
「おはようございます」
眠そうに目をこすりながら、私とは逆の帰る方角へ
歩いていった
ふ、普通。ものすんごい普通
気が抜けると同時に気まずくならなくて良かったと
どこかホッとしたのも本当で。
にしても、眠そうだった。
夕べの当直は内線が来ないのをいいことに
そして、許可もしてないのに私を気の済むまで何度も
抱いたんだ
小さくなっていく後ろ姿に憎らしさすら覚えた
「奏さーん、おはよう」
「あ、かっしー、おはよう」
私を見つけるなり満面の笑みで寄ってくる
こんなに分かりやすいのに、周りは誰一人として
かっしーの行動の真意を知らない
不思議だ
簡単に気付きそうなのに。
「夜中、大変だったらしいよー」
「ん?、なにが?」
「急患。立て続けに来たらしくて、近藤先生寝てないとか」
「そ、そうなんだ」
昨日、私が帰ったのはちょうど日付が変わった頃
つまり、その直後から忙しくなったってことか
私を抱かなきゃ、充分寝れただろうに、、、