先生が私に恋をした~2~
「先生、ありがとうございます」
私は隣に立つ先生を見上げて、満面に微笑むと
先生は黙ったまま、そっぽを向いてしまった
あら?
聞こえなかった?
ま、いいか。
夜景の為に等間隔で設置されてるソファに腰掛ける
チラホラ何組みかのカップルもいた
今度、日野先生と来たい
そう思った心にドスンと真っ黒な汚れた私の罪が
堕ちてくる
そんなこと、思っちゃいけないか
急に悲しくなって私の目に映る夜景がぐにゃぐにゃと
歪んでくる
ヤバい。ここで泣けない。我慢しなきゃ
キュッと唇を噛み締めた
「ひとつ位こんな思い出もあっていいだろ」
ポンポンと頭を撫でる先生の手が今だけは救いになった
私は声を出したら震えそうだったので、
うんと頷くだけにした
そのまま少しの間、私はきらびやかな世界に没頭した
私は隣に立つ先生を見上げて、満面に微笑むと
先生は黙ったまま、そっぽを向いてしまった
あら?
聞こえなかった?
ま、いいか。
夜景の為に等間隔で設置されてるソファに腰掛ける
チラホラ何組みかのカップルもいた
今度、日野先生と来たい
そう思った心にドスンと真っ黒な汚れた私の罪が
堕ちてくる
そんなこと、思っちゃいけないか
急に悲しくなって私の目に映る夜景がぐにゃぐにゃと
歪んでくる
ヤバい。ここで泣けない。我慢しなきゃ
キュッと唇を噛み締めた
「ひとつ位こんな思い出もあっていいだろ」
ポンポンと頭を撫でる先生の手が今だけは救いになった
私は声を出したら震えそうだったので、
うんと頷くだけにした
そのまま少しの間、私はきらびやかな世界に没頭した