先生が私に恋をした~2~
あからさまに凹んだ私

「奏さん、大変ですね。先生の送迎なんて、、」

と哀れみの目を向ける倉科さん

「これも仕事だと思えば、、、」
「だから、代行にして飲めば良かったのにー」

と、彩さんが近藤先生には聞こえない位の声で
気の毒そうに言った

いくら、仕事中に和気あいあいとしていても、それ以外で
接触は一切したくないと考えてる彩さんにしてみたら
私の頼まれたことは地獄でしかないのだと思う


そんな中、一人だけ暗い顔になってるお方が、、、
何かあるとバレるじゃんか


「かっしー、飲み足りないんじゃない?」
「じゃあ、俺も奏さんに送ってもらおーかなー
タクシー面倒だし」

なんて、言ってくる

「柏木先生は二次会行かないとー。沢っち一人になるし」

と、いつの間にか移動してきた由紀さんがカンパーイと
かっしーのグラスに響かせた


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