先生が私に恋をした~2~
唇が離れてすぐに私は反論した
「先生、いい加減にしてください。」
「嫌われてもいい」
「は?なに言って。せっかく夜景のキレイな思い出で
終われたのに、、、」
「だよな、、、酒のせいだな。」
目を伏せた横顔はどこか、悲しげで、それは
私がかっしーに冷たく当たったときと同じだった
先生を自宅近くまで送り届けて、私はUターンして
そのまま真っ直ぐ家へと帰った
家に着いたのは22時少し前だった
何気に携帯を見ると新着メールが一件
ー奏さん、大丈夫?ー
心配したのか、送り主はかっしーだった
ー大丈夫だよ。今家に着いたからー
送信が終わると同時に電話が鳴る
相手も確認せずに慌てて出てしまった
「もしもし、奏さん?本当に大丈夫?」
「大丈夫だよ。心配症だね、かっしーは」
「近藤先生に何かされたかと、、、」
「あはは、何もないよ。」
「そっか、なら良かった」
「かっしーはどこにいたの?」
二次会のお店の中にしては静かすぎるし、、、
「途中で抜けて、今タクシー」
「じゃあ、気を付けてね」
「うん、また月曜日に」
携帯をバッグにしまい、鍵を開けて家に入った
あと、一週間、何も起きませんように、、、
「先生、いい加減にしてください。」
「嫌われてもいい」
「は?なに言って。せっかく夜景のキレイな思い出で
終われたのに、、、」
「だよな、、、酒のせいだな。」
目を伏せた横顔はどこか、悲しげで、それは
私がかっしーに冷たく当たったときと同じだった
先生を自宅近くまで送り届けて、私はUターンして
そのまま真っ直ぐ家へと帰った
家に着いたのは22時少し前だった
何気に携帯を見ると新着メールが一件
ー奏さん、大丈夫?ー
心配したのか、送り主はかっしーだった
ー大丈夫だよ。今家に着いたからー
送信が終わると同時に電話が鳴る
相手も確認せずに慌てて出てしまった
「もしもし、奏さん?本当に大丈夫?」
「大丈夫だよ。心配症だね、かっしーは」
「近藤先生に何かされたかと、、、」
「あはは、何もないよ。」
「そっか、なら良かった」
「かっしーはどこにいたの?」
二次会のお店の中にしては静かすぎるし、、、
「途中で抜けて、今タクシー」
「じゃあ、気を付けてね」
「うん、また月曜日に」
携帯をバッグにしまい、鍵を開けて家に入った
あと、一週間、何も起きませんように、、、