先生が私に恋をした～2～
神崎先生の怒号を目撃してからというもの、定期的に
倉科さんとご飯行ったり、電話で話を聞いたりする事
が多くなった

少しでも倉科さんの気持ちが軽くなれば、、、
なんてお節介かもしれないけど、、、

けど、私の問題はあの日に置いてきたままだ

かっしーに聞くことも由紀さんに聞くこともしない

本人同士が何かのきっかけで急接近して、そういう関係に
なった

それを私が間に割って入る資格などない
仕事中にたまたま二人が話してるのを見ただけで
胸の奥がギューッと鷲掴みにされたみたいに痛む

好きとは違う

日野先生といる時みたいにドキドキしたり、
名前を呼ばれただけできゅんとしたり、
見つめられただけで恥ずかしくなることもないから

だとしたら、この気持ちは何だろう？

どんな言葉で表せばいいんだろう


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