先生が私に恋をした~2~
私はなくなりそうだった、カルテに貼るための
"ペースメーカー装着"のシールをテプラーで作っていた

診察後、昼休憩まで時間があったので、私はまだ診察室
にいた

そこへ、かっしーがフラッと現れた

「奏さん、今夜空いてる?」

もしかして、由紀さんのことを話すとか?
私に断りなんていらないのに

でも、気になっていたことがハッキリする


「空いてるよ」
「良かった。じゃあ、終わったら連絡するね」
「わかった」

これでやっとモヤモヤしていた心が晴れる

ちゃんと、おめでとうって良かったねって
言わなきゃ

いつまでもかっしーの心を縛り付けていた自分とも
サヨナラしないと、、、




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