先生が私に恋をした~2~
仕事が終わってロッカールームで着替えてると
バッグの中でブーッブーッとバイブと水色のランプが光り

私は携帯を手にとった

ー終わったよ。奏さんは?ー

ー終わったよ。どこにする?ー

そう、返事をして私はまた着替えの手をすすめた


「お疲れ様でしたー」
「お疲れ様でーす」

ロッカールームにいた他のスタッフに挨拶して外に出る

車に乗ってから携帯をまた確認する

ーこの前のレストランでー
ー了解ー

妙に落ち着きがない。
私は何を恐れてるんだろう、、、

かっしーの口から出る言葉を想像して、それにすぐ対応
出来るようにと、いくつかの返事を頭の中で
シュミレーションしながら車を走らせた



私と向かい合ってるかっしーはどこか幸せそうな
オーラを纏っている

由紀さんを好きになったことで変わったのかな

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