先生が私に恋をした~2~
もう一度、話し合おう
かっしーには幸せになってもらいたい
その相手は私じゃない
私は日野先生が好き。
愛しいと思う、喉から手が出るくらいに欲しいのは
日野先生だけ
だから、これ以上、かっしーを振り回すわけにはいかない
午後、かっしーの医局掃除で誕生日のお礼を言ったあと
私は本題に入った
ソファに並んで座る
変なの。
別れ話でもするような重々しい雰囲気
「あのね、かっしー、誕生日の夜、日野先生から
電話があったの」
「本当に?奏さんの願いが通じたね」
「うん、それでね、やっぱり日野先生が好きって
あらためて思ったんだ」
「うん、奏さんの言いたいことは分かってる」
フゥーッと深呼吸したかっしー
「分かってるんだよ。もう、あきらめようって何度も
思った」
「うん。」
かっしーの辛さが微かに触れた左腕から、じんわりと
伝わってくる
かっしーには幸せになってもらいたい
その相手は私じゃない
私は日野先生が好き。
愛しいと思う、喉から手が出るくらいに欲しいのは
日野先生だけ
だから、これ以上、かっしーを振り回すわけにはいかない
午後、かっしーの医局掃除で誕生日のお礼を言ったあと
私は本題に入った
ソファに並んで座る
変なの。
別れ話でもするような重々しい雰囲気
「あのね、かっしー、誕生日の夜、日野先生から
電話があったの」
「本当に?奏さんの願いが通じたね」
「うん、それでね、やっぱり日野先生が好きって
あらためて思ったんだ」
「うん、奏さんの言いたいことは分かってる」
フゥーッと深呼吸したかっしー
「分かってるんだよ。もう、あきらめようって何度も
思った」
「うん。」
かっしーの辛さが微かに触れた左腕から、じんわりと
伝わってくる