先生が私に恋をした~2~
同じ思いを持った同士

そう決着がついてから、悩むこともなくなった

ただ、いつかはかっしーに好きな人ができますように

その思いはずっと変わらなかった


かっしー曰く、奏さん以上に好きになることはない
ひとつの人生で何度もそんな相手に巡り会えるもんじゃない

だからこそ、何があっても寄り添って、励まし合って
見守っていけたらいい

戦国時代に生まれてたら幸村ときりだね。
って言ったら、かっしーは歴史は苦手だったからと。
そういう説もあったと付け加えた上で、二人についての
詳細を教えた



時代がどんなに移ろいでも、強い絆で結ばれた同士は
いるんだね。

かっしーは感慨深そうに遠くを見つめた





< 87 / 105 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop