先生が私に恋をした~2~
指折り数えながら、一日に何度もカレンダーをみながら
待ち遠しくて仕方なかった


プルル プルル

「はい、原田です」
「奏ちゃん、救急車入るから。AMI疑いの人」
「分かりました。先生に伝えます」
「よろしくね」


隣で耳を傾けてた永野先生が眉をひそめた

「AMI?」
「疑いらしいですけど、これから救急車て来るそうです」
「分かった。来たら教えて。様子だけでも見てくるから」
「はい」

今日は院長も副院長も学会でいない
その代わりに永野先生が仕切るらしい

二人がいないと、やけに張り切ってこっちが疲れる位
なんだけど、、、
まぁ、解放されるから楽なのかな


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