先生が私に恋をした~2~
「、、、夕子?」
「あ、ごめん。喜ぶとこなのにね。」
「どうかした?」
「奏さ、柏木先生とはどう、、、するの?」

あー、それか

夕子には、まだ同士になった話はしてなかったな

「そのことなんだけど、話し合って解決してるの。
先生と私は同士なんだってことに気付いてね」

「同士って?」

「友情とか愛情とか、そんな言葉じゃ一括りには
出来ないって。そういう垣根を越えた絆があることに
お互い気付いたって感じかな」

フゥーッと大きく息を吐いてビールを流し込んだ

「なんか、深すぎてムズい」
「あはは。そうかも。私もたどり着くまでだいぶ頭
悩ませたもん。でも今はスッキリしてるよ」
「奏は幸せだね。いい人に囲まれてさ」


うん。贅沢かもね。

愛されて、支えられて、心配してもらって、、、



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