おでこにキッス
「もう、何言ってるかわかんない!」
「だから順番に話してるでしょ……」
「もういい!」
そういって、彼女は2階の自室へと入っていった。
原因は簡単だ。
一緒にゲームをしていたのだけれど、2人でやるゲームで魔法のかけかたが遅いとかどうとか……。
それくらいしか思いつかないな、まぁいいすぎたのは俺の方かもしれない。
少し、反省しながら夕食の準備に取り掛かる俺。
そう、ちなみに結婚して、まだ数月しか経ってない。俗にいう新婚ホヤホヤだ。
あ、子供はまだですよ~
とりあえずご飯は出来た。オムライスだ。
こう見えてもバイト時代に、ひっくり返す腕はそうとう磨いた。
さっきのゲームを思い起こしながらながら焼く、ちょっと言い過ぎたかな……。
あっコゲ目が!いっか。ま、こんなものでしょ。