俺様上司の甘い口づけ

成「お前、早乙女が好きなのか」

なのにこんな奇想天外のこと言うんだもん。
ずるいよ

私「は?!」


成「あいつはやめとけ。優しいけどモテるし人気者だから彼女は大変だぞ。女好きだし。お前には無理だ」



私「なるほど…参考にさせていただきます」


この人は何か勘違いしている
だけど私に無理なんて言う必要ないじゃない
変なプライドが見え隠れする


成「あいつと1番仲のいい俺が言うんだから
しかも親友の彼女抱いたなんて胸糞悪いし」


あの夜の事なかったことにされてないんだと
なぜか安堵してしまう

てかそれが理由?とっても自分勝手。


私「気にするんですね、そんなこと」


佐紀のマンションについてしまった今
否定するチャンスを完全に失った

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