俺様上司の甘い口づけ

「キャッ」

急に引き寄せられた腰。


『お誘いに乗ってあげてもいいけど
俺。今日は優しくできないよ?』


真剣な眼差しに大人な会話。
胸が“ドキン”となった


「あ、あの//////」



………チュ………



「んんっ………」


軽くされた口づけはお酒の香りがする


『結構酔ってるから途中で止められる気しないけど?』


そう耳元で囁きながら
私のコートのポケットから器用に鍵を出し
ドアを開けた。


「ひゃっ……」


もたれかかってたドアが一気に開き、
気づいたらさっきまで外にいたはずの体が部屋に入っていて、成瀬さんの胸の中にすっぽりと収まっている



『抑えられない……』



「えっ!ここ玄関…」





…チュっ……チュッ……




そんなことは御構い無しに響き渡るリップ音。

それはどんどん深くなっていく

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