俺様上司の甘い口づけ

私「いや私だってまだいくとは…」


佐「え?!行かないの?」


目をウルウルさせこっちを見る。
はぁ…いつもその手に乗ってしまう。

佐紀はとっても美人さんだから


私「ごめんね、今週はちょっと」


佐「なにぃ!
もう月曜から毎日断られてるんだけど!」


私「ちょっと仕事が片付かなくて…」


佐「あ!あの俺様スパルタ上司とコンビ組んだってやつね!」

私「ぁあ!ちょっと佐紀っそれは!」


私は思わず先の口を手で覆った


成「ふーん。俺様スパルタ上司ね。」


背筋が凍る思いとはこういうことを言うのだろう


私「いえ、誤解です…。
佐紀、ご飯行こっか?」


佐「ほんとに?!いくいく!」


佐紀は何も知らずに喜んでる。
確信犯?な訳ないよね…
はぁ。最悪だ。
< 14 / 246 >

この作品をシェア

pagetop