俺様上司の甘い口づけ


私「はぁ〜
江莉たち、もううまくいかないのかなぁ」


早「んー。どうだろうな」


私「早乙女さんから見てどう思います?
成瀬さん…江莉のこと好きそうじゃないですか?」


早「んー…。
あいつにも何か考えがあるんだろうけど…」


江莉が成瀬さんとのことを話してくれたのは
成瀬さんが企画課を離れてからのことだった。

その前から2人は言い合ったり
なんじゃかんじゃいって仲よさそうだとは思ってたけど、まさか大人の関係にあったなんて私は知らなかった。


話してくれなかったことは友達として寂しかったけど、
江莉の感じをみてよっぽど成瀬さんのことが好きだったんだと思った。



だから勇気が出たんだ。


私も早乙女さんに告白しようって…。


それで誘った今日のご飯。
いつもより少し丁寧にお化粧をして
早乙女さんの待つ居酒屋に足を運んだ

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