俺様上司の甘い口づけ



私「うわ!」


急に後ろから伸びてきた手。
背後から覆いかぶさるような状況は心臓を加速させる


成「それはー」


ちょっとまってちょっとまって。


マウスの上に置かれてる私の手の上に
成瀬さんの手がかぶさる


私の背もたれには伸ばされた手の逆の手が置かれ


何か教えようとしてくれてるのはわかるけど



ちかすぎるよ……



私「……成瀬さん?…」


成「ほら、こっちの方がわかりやすいだろ」


私「あ、ありがとうございます」


きっと動揺していると悟られたら
他の女の子たちと一緒にされ失望される

とっさに平然を装った。

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