俺様上司の甘い口づけ


「キャッ!!ちょっと」


急にふわりと持ち上がった私の体

軽々しくお姫様抱っこして
ベッドに落とし、上に覆いかぶさられた



『知りたいなら教えてやる。
俺はお前を愛してやることはないと思うが
男だし興味ぐらいはわく』


さらっとひどいことをベッドの上にして言える男は
そう世の中にいないと思う


「そう……ですか」


興味ぐらいって
一応部下であっても女の人として見られてるんだっ
なんて少し胸が高鳴る


『余裕そうだな』


いつも以上に色っぽい目は私の目を捉えて離さない


「みんながみんな成瀬さんのことかっこいいと思ってるわけじゃありませんから」

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