秘密の恋~絶対に知られちゃいけない恋だったのに~
「あ、佑介はじめてだったっけ?
角谷怜児《かどたにれいじ》くん。アモーレの明日実ママの息子。
でわたしの弟。みたいなもん。」
「ちーっす。」
怜ちゃんが佑介にぺこりと頭を下げた。
「今日はこのタンス運んでもらったの。
困ったときの怜ちゃん。
今日はほんとありがとう。これ、明日実ママに何か買ってってあげて。」
「いいの?」
少ないけど・・これくらいは・・・
「ありがと。おふくろ喜ぶよ。
それより、華ちゃんの旦那さん?男前だね。」
だ、旦那さん?
「おう。当たり前だろ。
結婚式には呼んでやるよ。弟としてな。」
佑介・・・ちょっと!
「弟として・・・スピーチでもしますかね。」
「ん。そうだな。考えとく。」
佑介は怜ちゃんの肩をポンポンした。
怜ちゃんはバイトあるから・・・と帰っていった。
「怜ちゃん・・・ね。」
佑介がぼそりとつぶやいた。
「ったく次から次へと何人でてくんだよ・・・」
ぶつぶつ何やらつぶやいている。
「あいつ、大学生?」
「そう。私がね中学、高校受験の家庭教師したの。
それも明日実さんの善意かもしれないけど・・・がんばって志望校行って、来年卒業だったかな?」
「ふうん。
ま、でもお前のおやじさんと明日実ママが結婚してたらほんとに弟になってたんだもんな。」
「そういうことになるね。
だから、家族なんだよ。わたしにとってはね。数少ない・・・。」
「だな・・・」
「あ、佑介。大丈夫なの?シンガポール。」
「ん。なんとか切り上げてきた。
お前の引っ越しの日に俺がいないなんて俺が許せなかった。
また、月曜から飛ぶから今日と明日はおまえ堪能する・・・」
甘い週末・・・
そして今日からはここが佑介とわたしの家・・・。
角谷怜児《かどたにれいじ》くん。アモーレの明日実ママの息子。
でわたしの弟。みたいなもん。」
「ちーっす。」
怜ちゃんが佑介にぺこりと頭を下げた。
「今日はこのタンス運んでもらったの。
困ったときの怜ちゃん。
今日はほんとありがとう。これ、明日実ママに何か買ってってあげて。」
「いいの?」
少ないけど・・これくらいは・・・
「ありがと。おふくろ喜ぶよ。
それより、華ちゃんの旦那さん?男前だね。」
だ、旦那さん?
「おう。当たり前だろ。
結婚式には呼んでやるよ。弟としてな。」
佑介・・・ちょっと!
「弟として・・・スピーチでもしますかね。」
「ん。そうだな。考えとく。」
佑介は怜ちゃんの肩をポンポンした。
怜ちゃんはバイトあるから・・・と帰っていった。
「怜ちゃん・・・ね。」
佑介がぼそりとつぶやいた。
「ったく次から次へと何人でてくんだよ・・・」
ぶつぶつ何やらつぶやいている。
「あいつ、大学生?」
「そう。私がね中学、高校受験の家庭教師したの。
それも明日実さんの善意かもしれないけど・・・がんばって志望校行って、来年卒業だったかな?」
「ふうん。
ま、でもお前のおやじさんと明日実ママが結婚してたらほんとに弟になってたんだもんな。」
「そういうことになるね。
だから、家族なんだよ。わたしにとってはね。数少ない・・・。」
「だな・・・」
「あ、佑介。大丈夫なの?シンガポール。」
「ん。なんとか切り上げてきた。
お前の引っ越しの日に俺がいないなんて俺が許せなかった。
また、月曜から飛ぶから今日と明日はおまえ堪能する・・・」
甘い週末・・・
そして今日からはここが佑介とわたしの家・・・。