秘密の恋~絶対に知られちゃいけない恋だったのに~
本日2発目をくらった小早川は信じられないというまなざしを華に向けている。

「亮二さんの気持ち考えたことあんの?
こんなにあんたのこと思ってくれてる男の人そばにいてなにあまえてんの?」

「へ?亮二?」

「あんたは佑介に自分を覚えてないからってののしってるけど、自分こそ亮二さんの気持ちふみにじって、他の女レイプしろとか持ち掛けてるじゃないの?
あんただわよ。本当のバカは!」

「亮二って・・・。そんな・・・」

「あー。もういいですから。お嬢さん。
そんなことレイプしようとした俺にいうことじゃないっしょ?」

「亮二さんも亮二さんでしょ?
好きな女のいいなりになってないで、さっきみたいに堂々としなさいよ!」

「・・・・・」

「・・・・・」

見つめあう二人・・・。

そして俺たちは、そっとその部屋を後にした。



「瀧さんごめんなさい・・・見苦しい妹たちで・・・。」

部屋を出るとミカちゃんも頭を下げてきた。

「メイちゃん。じゃなかったのよね・・・フィアンセの方と幸せになってください。」

「ミカちゃんもな。結婚するんだろ?」

「ええ。ありがとう。」

「小早川は大丈夫でだろ?もう。」

「だといいけど・・・あの二人小さいころから幼馴染で・・・ずっとあんななの・・・。」

ミカちゃんは頭をひたすらさげて帰って行った。
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