秘密の恋~絶対に知られちゃいけない恋だったのに~
「悪ぃ悪ぃ。こんなにいっぱいあんだけど・・・いいかな?
さっき大分整理したつもりなんだけど・・・。悪いな。クリスマスイブに。」
ほんと、クリスマスイブに会社でてきてんのなんて、及川華と俺くらいのもんだよな。
思わずわらっちまう・・・。
「いえ。大丈夫です。」
ん?鼻声?
「及川さん風邪?」
「あ、はい。昨日まで熱あって、おとついも休んでました。」
「もういいの?」
「はい。熱下がったので・・・。仕事たまってるので、今日はでてきました。」
「仕事たまってるのに、こんな領収書渡してる俺って鬼だな・・・。」
「いえ、大丈夫ですよ。どっちにしても処理しないといけないものなので。」
「あ・・・風邪ならさぁ。昼飯行かねぇ?風邪に効くうどん屋さん知ってんだよ。」
「え?でも・・・」
「いつも昼飯弁当食ってんだろ?たまには外飯行こうぜ。クリスマスイブに出てきてるよしみでさ。」
なんで、及川華なんかを誘ったのかわからなかった。
そのときはなんとなく、及川華が俺の失恋の傷をいやしてくれる気がしたんだ。
それにいつも仏頂面の及川華が今日は穏やかに見えたからかもしれない。
さっき大分整理したつもりなんだけど・・・。悪いな。クリスマスイブに。」
ほんと、クリスマスイブに会社でてきてんのなんて、及川華と俺くらいのもんだよな。
思わずわらっちまう・・・。
「いえ。大丈夫です。」
ん?鼻声?
「及川さん風邪?」
「あ、はい。昨日まで熱あって、おとついも休んでました。」
「もういいの?」
「はい。熱下がったので・・・。仕事たまってるので、今日はでてきました。」
「仕事たまってるのに、こんな領収書渡してる俺って鬼だな・・・。」
「いえ、大丈夫ですよ。どっちにしても処理しないといけないものなので。」
「あ・・・風邪ならさぁ。昼飯行かねぇ?風邪に効くうどん屋さん知ってんだよ。」
「え?でも・・・」
「いつも昼飯弁当食ってんだろ?たまには外飯行こうぜ。クリスマスイブに出てきてるよしみでさ。」
なんで、及川華なんかを誘ったのかわからなかった。
そのときはなんとなく、及川華が俺の失恋の傷をいやしてくれる気がしたんだ。
それにいつも仏頂面の及川華が今日は穏やかに見えたからかもしれない。