秘密の恋~絶対に知られちゃいけない恋だったのに~
「それは・・否定しない。
けど、こんなこと言って調子いいかもしれないけど、今はお前とまた出会えた喜びの方が大きい。お前がそういうスタイルしてたのには理由があんだろ?
もちろんアモーレで働いてたことにも。
だから、今はそれより俺を信じろ。俺は及川華が好きだ。メイじゃない。」

たしかに最初に好きになったのはメイだった。

でもメイとの恋は雲の上にいるみたいでフワフワして…メイの中にいるほんとのお前をずっと探してた。

知りたかった。

ほんとのお前を絶対好きになる自信があった。


「だってお前の核のところがさ・・・見えんだよ。時々。そこが俺に響くんだよ。だから、直感だけど俺を信じろ。」


「佑介・・・。こんなダサいわたしでいいの?」

「ダサくない。俺にとっては最高だよ。」

俺は一層ぎゅっと華を抱きしめた。
華のにおい。もっとほしい。

「わかった。信じる。」

「じゃぁ・・・俺の部屋行こ。ほんとのお前に触れたい。」
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