秘密の恋~絶対に知られちゃいけない恋だったのに~
わたしはまどかとしばらく話している間佑介はマキくんと話していた。

そのうちたくさんの友人たちがお祝いにかけつけた。
まどかは大学時代の友人はわたししか呼んでおらず、高校や小中学校そして社会人になってからの友人ばかりだった。

まどかに感謝だ・・・。
正直大学の友人とは会いたくはなかったし・・・

会話ははずむ。長年背負っていた借金も返せてわたしも久しぶりにまどかと話せるのがうれしかった。

結局まどかと話しこんでいるうちに、佑介はどこかに消えている。

裏庭はもうパーティーの準備ができていて、まどかはさきほどから着替えのため奥に消えていた。

庭をそぞろ歩いてみると、持ち前の営業適応能力でいろんな客たちと楽しそうに会話している佑介を見つけた。

すでに佑介のまわりには人だかりができており、今更横には行けない雰囲気だ。
っていうのも案の定・・・佑介のまわりは女子が取り囲んでいる。

まぁ・・・いつものことだ・・・
っていっても佑介がほかの女子にべたべたされているのを見るのは気持ちのいいもんじゃない。

特に今横で話しているキャリアウーマン風の美女と佑介は楽しそうに話していた。

「なによ・・・佑介ってば・・・」

見えないところに行こうとわたしはあまり客のいない表の庭のほうへ足を運んだ。
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