お正月短編集☆゚+.2018→2019 ゚+.☆
お正月も君と。
クリスマスから一週間経ち
今日はお正月。
二人とも、実家には帰らなかった。
この年になると帰る度に
彼女はいないのか、嫁はまだか
早く孫の顔を見せろと
両親や親族達が煩い。
依織も同じようなことをぼやいていたな(苦笑)
同性しか愛せない僕達は
天地がひっくり返っても
両親や親族に子供の顔を
見せることはできない。
廿楽や御坂は帰っているだろう。
僕が“男”と付き合っていると話すだろうか?
まぁ、それはそれでかまわないが。
『蒼昊、考え事ですか?』
お正月料理を並べていた
依織が心配そうに訊いてきた。
『ごめんごめん、何でもないよ』
誤魔化すように笑い、
耳元で囁いた。
『実はね依織を抱きたいけど
夜は長いなぁって考えてたんだ♡*。』
僕の言葉に耳を抑えて
足早に自分の席に向かった。
可愛いなぁ。
依織がいてくれれば
それだけで幸せだ。
二人で向かい合わせに座り、
録り溜めていた番組を見ながら
食事を始めた。
~end~
今日はお正月。
二人とも、実家には帰らなかった。
この年になると帰る度に
彼女はいないのか、嫁はまだか
早く孫の顔を見せろと
両親や親族達が煩い。
依織も同じようなことをぼやいていたな(苦笑)
同性しか愛せない僕達は
天地がひっくり返っても
両親や親族に子供の顔を
見せることはできない。
廿楽や御坂は帰っているだろう。
僕が“男”と付き合っていると話すだろうか?
まぁ、それはそれでかまわないが。
『蒼昊、考え事ですか?』
お正月料理を並べていた
依織が心配そうに訊いてきた。
『ごめんごめん、何でもないよ』
誤魔化すように笑い、
耳元で囁いた。
『実はね依織を抱きたいけど
夜は長いなぁって考えてたんだ♡*。』
僕の言葉に耳を抑えて
足早に自分の席に向かった。
可愛いなぁ。
依織がいてくれれば
それだけで幸せだ。
二人で向かい合わせに座り、
録り溜めていた番組を見ながら
食事を始めた。
~end~