あいつと過ごした時間


俺は、少しでも体調がよくなる様に大人しくすわっていた。
そこへあいが駆け寄ってきた。

俯いている俺を見てか心配そうな顔をし俺の顔を覗き込んできた。
おれは笑顔を作り、心配しているあいをよそに話し始めた。

話題は、あの2人の事。


そんな話をしているとはやと達が帰ってきた。
そして俺らは最後に観覧車へ乗った。


俺の身体は、すでに限界が近づいていた。
せっかくあいと2人だけなのに俺の身体は意に反し、起きていられない程辛かった。
そんな時、あいからの一言。
すごくありがたかった。
俺は目を閉じた。


そして、、、
あいからの突然の告白。
俺の心はギュッと締め付けられた…。


あい…
ごめん。
今だけは寝たふりをさせて…。
俺は最低だと分かっていながらも、寝たふりをしたんだ。


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