あいつと過ごした時間
しばらくし落ち着いた俺はあい達のいる所へ戻った。
あいつらの所へ戻ると、俺たちをビックリさせる提案が上がっていた。
みんなであいの家に泊まりに行く。
おい、マジかよ…
俺は帰ろうと思っていた。
でも、あいに
「こうへいもくるよね…?」
そんなこと言われたら行くしかない。
でも、もう薬ねえしな…
そんな事を考えているとはやとがフォローしてくれた。
はやと「こうへいお前帰んないといけないんじゃない?」
俺はあいの顔をチラっとみると、心配そうな顔で俺を見ていた。
「ぁあ。俺は大丈夫だよ。みんな行くなら俺も行こうかな!」
俺は無意識にそんな事を口走っていた
はやと「おい!こうへい...」
「はやと。大丈夫だから!」
はやとにはわりぃが、今はあいにこれ以上心配をかけたくなかった。
みゆき「こうへい都合悪い?無理しなくて大丈夫だよ?」
「大丈夫だよ!親に連絡いれとく。」
みゆき「じゃあ行きますか!」
あい「う、うん!」
俺は親に電話した。
母さん「はいはーい!」
「今日帰らないから。あいんちにみんなで泊まることになった。」
母さん「大丈夫なの?」
「ぁあ。なんともないよ。」
母さん「そっか…。薬はちゃんと持ってる?」
「ぁあ。大丈夫。じゃあな。」
そう言い、電話を切った。
母さんごめん。
心の中でそう呟いて…
はやと「おい、まぢで大丈夫なん?」
俺は微笑んだ。
はやとの盛大なため息が聞こえた。
「はやと、ありがとな。」
はやとは何も言わず、俺の肩を叩いた。