カゼカオル
「本当に?待ってくれるの?」

嬉しくて仕方がなかった。

「もちろん。待つよ。
私意外と辛抱強いんだから。
だから別れるなんて言わないで。」

そういうと僕のほっぺにキスをした。

頑張ろう。

「分かった。別れるなんて言わない。
頑張るから。俺。みててよ。薫。」

にっこり笑って大きくうなずいた。

頑張ろう。

僕の夢への思いはより一層強くなった。

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