夢の番人
「…………っん」

サキヤは何度も向きを変え優しく優しくキスをする、自分が『カリン』に最初にしたいキスするように。





「どうだ血止まったか?」

「そう見たいデ〜スね〜不思議デ〜ス」

「体辛くないか?」と強く抱きしめる。

「さっきよりはマシというか完全回復デ〜ス」

「サキヤはどうデ〜スか?」

「俺は大丈夫だ」

「これでまた、立たなくなりますね、いいんデ〜スか?」とニヤリ

「する予定ないって言っただろ?なんだその顔」と唇に軽くキスをする。

「これはすごい発見デ〜ス」

「そうか?」

「愛のこもったキスはすごいデ〜ス、ギスも体力ももとどりになるのデ〜スね〜さすが『Love power』デ〜ス報告することがいっぱいデ〜ス」

「あんま言うな聞いてて恥ずかしいぞ、それに芝居してしる時はいつも相手を『カリン』と思ってしているからな、俺以上『カリン』を愛しているヤツはいないね」

「そうデ〜スか、ここは『ごちそさま』と言うべきデ〜スね〜」

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