夢の番人
決戦

1

「やっとここまで来たな」と岩の陰に隠れて遠くに見える洞窟を見る。

「そうデ〜スね〜」とサキヤの顔の横で話す。

「ここまで来ると流石に緊張するなぁ〜それに感づかられないか?」

「それは大丈夫だと思いますが油断は禁物デ〜ス」

「そうだな生霊いるか」と目を凝らして洞窟の上を見つめる。

「ここからじゃあさすがに見えませんが今はいない見たいデ〜スね〜」

「なぜわかる?」

「私は見えませんがこの距離だと感じることができます、このまま走って光の中に入れば危機は一時的に回避できますがどうしますか?」

「戦うって言っただろ?それにまたこんなことやってられないしな」

「そうデ〜スか」

「なぁお前体力はどうなんだ?」

「まだ大丈夫デ〜スでも体力温存のためここから隠れて移動しましょう」

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