夢の番人
1人でフィッガを倒しながらとうとう洞窟の前の隼が止まっていた木の陰に隠れた。

「フィッガがいなくて良かったデ〜ス」とジャージから出てサキヤの肩にのる。

「あぁそうだな生霊が出て来るまでここで休憩だな」と体育座りして剣を地面に置き木によりかかって「フー」と息を吐く。

「今更デ〜スがいいんデ〜スか?出口そこデ〜スよ?」

「何度も言わせんな」とチョンと小指で番人のオデコを押す。

「何するんデ〜スか〜」とオデコをさする。

サキヤはクスクスと笑う。

「サキヤ、なんか空気が変わった気がします生霊が出現しそうデ〜ス」

「そうか?」と洞窟の方を見ると洞窟の上がモヤッと煙りのようなものが立ち込めてそこから生霊が現れた。
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