夢の番人
「それって現場に男の人が多かったり確実に前野さん狙いの人がいたりしてそれから守るためにサキヤが言ってるんだよ、これで意味わかった？」

「もしかして…」と頬を真っ赤なリンコの様に染める。(安曇君も私の事好き？)

「見てみて西条の奥さん、やっと自覚した見たいですよ」

「まぁ、本当頬を赤らめちゃってかわいい事ねっ小鳥遊の奥さん」

2人は奥サマ達の井戸端会議風に話す。

「2人ともやめてください恥ずかしいです」

「ヤダ、一段と顔を真っ赤にして」

「熟れたトマトねか〜わ〜い〜い〜抱きしめちゃおうかしら〜ン」と小鳥遊は前からカリンをハグする。

「じゃあ私はコッチから」と西条は後ろからハグをする。

「2人ともやめて〜」とジタバタする。

すると急にカリンが動かなくなった。

「…ん？前野さん？」と渉はカリンから体を離す。

「前野…さん？」と西条は力の入ってないカリンの体を支える。

「前野さ〜ん」と小鳥遊の顔がだんだん青くなる。

「前野さんしっかりして、渉大丈夫だ気を失っているだけだ、あせるなとりあえずお前の楽屋に運ぼう」

「じゃあ俺が運ぶ」

「渉じゃあダメだ変な噂が立つと大変だから俺が運ぶ」と西条はカリンを横向きに抱っこして歩き出した。





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