夢の番人
カリンはサキヤの胸から顔を上げて「サキヤ、チューしてチューいっぱい」

「今日は甘えん坊さんだな、いつもの真面目なマネージャーじゃないな」と頭を少し起こして言う。

「だってこれ夢だもんサキヤが彼氏な訳ないからいっぱい甘えるの」

「そっかー夢かーけどチューだけ?」

「いじわる、聞かないで」とまだサキヤの胸に顔を戻す。

「それじゃあチューできないよ?」と体を起こし今度はカリンが組み敷かれた。

「体痛くない?」

「うん、すごくふわふわで高級ベットの上にいるみたい」
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