夢の番人
「いいんだよそのなの、あぁぁ〜もぉぉ〜」と頭をかきカリンの両肩をガシッと掴む。

カリンはビックっと体が震えサキヤの目を見る。

「本当はこの舞台が終わってから言うつもりだったンだけど西条がでてきたとなれば仕方ない、マネージャーよぉ〜く聞け 俺はお前が『好きだ』」

「へっ?」と目をパチクリさせる。

「だから『愛してる』 返事は『YES』しか受け取らね〜答えろ」

「ちょっとちょっと⁈待って⁈いつから?私のどこがいいの?いつもあんなに怒ってばっかりなのに⁈」

「この小さな体でいつも俺こと守ってくれる」

「それはマネージャーだから…あたり前でしょ?」とサキヤから視線をそらす。

「違う、いままでのマネージャーは俺が疲れていても気づきもしない『お前なら大丈夫、まだいける』と仕事を入れるけどお前は俺の体を1番に心配して調整してくれる、この舞台だって俺が『ヤル』って言わなかったらオファー断っていただろう?」と顎を掴み目を合わせる。
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