夢の番人
「連絡によるともうすぐここにきます」

「ここにか〜って見つかればヤバイじゃン」と立ち上がって近くの大きな木の陰に光の玉の番人と一緒に陰くれた。

「そう言えばフィッガってどんな感じのヤツだ?」

「そうでね可愛らしい女性です」

「可愛らしいね〜」

「はい」

「オッ、来たな」

公園の入り口の方からカリンと手を繋いだサキヤに化けた番人が歩いてくる。

「なんでカリンと手繋いでいるだ」

「カリンの夢ですし〜完璧にサキヤと思っています〜」

「それはそれでいいんだがなんかムカつく」

「まぁそう言わず落ち着いて」

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