涙を流す度君に恋をする
「唯衣ちゃんと、苗字同じじゃん!
守、よろしく!」

雫ちゃんが言ってくれた。
こうゆう時にこうゆう女の子っていいよね。

私も自信もってなんでも言える人になりたいなぁ。


「そうなんだ!運命じゃん!
いぇーい!」

ハイタッチ求められてる。
え、仲良くない人とハイタッチできない。

どうしよう。

「いぇーい!
...唯衣ちゃんにそんな馴れ馴れしくしないでくれる?」

え、雫ちゃん!?
自分でも想定外の言葉に驚きが隠せない...。

「ふっ
唯衣今ちょー変な顔してる!!」

「なっ...変ていうな!」



こうやってみんなで話してたら
あっという間に学校が終わってった。

「悠斗!っ...」


「ゆみちゃーん、今日一緒に寄り道して帰んない?」

あ...もう捕まえたんだ。。
悠斗だもんね。

そうだ。
そうなること予想してたじゃん。

変に口出ししちゃいけない。
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